2011年 01月 12日
リアクションの殿堂 |
ダチョウ倶楽部、出川哲郎、有吉弘行
『リアクションの殿堂』
80点
09年発売のリアクション芸に特化したDVD。
そもそもリアクション芸というものを生み出した才能希薄な彼らの集大成的DVD。なぜ彼らが、そんな芸当を身につけたのかは、自著『松本人志は夏目漱石である』の中で、彼らを自己暴露文学の巨星・田山花袋と比較した部分で論じたので、ここでは避けるが、とにかく芸人になりたくともその他大勢の有望な若手がいるなかで生き残るには彼らは、己の尻の穴を曝け出す以外にはなかった。そんな彼らの必死の芸が存分に楽しめる作品。
文字通り、収録された企画の中で「浣腸陸上」を敢行した彼らは、うんこをもらし、汚い尻を曝け出す。しかしただ、それだけではない彼らの必死の芸が時折垣間見られるわけで、そここそが、このDVDの魅力となっている。
特に進行を務める有吉の先導する寸劇の数々は、問答無用で笑える。ジモンと有吉の微妙に不仲な掛け合いも見所。
そんな有吉がいたからこそ輝いた作品であり、彼なしでは成立しない。もし彼がいないただのリアクションDVDだったら、赤点間違いなしの作品だっただろう。
有吉ありきの80点である。
『リアクションの殿堂』
80点
09年発売のリアクション芸に特化したDVD。
そもそもリアクション芸というものを生み出した才能希薄な彼らの集大成的DVD。なぜ彼らが、そんな芸当を身につけたのかは、自著『松本人志は夏目漱石である』の中で、彼らを自己暴露文学の巨星・田山花袋と比較した部分で論じたので、ここでは避けるが、とにかく芸人になりたくともその他大勢の有望な若手がいるなかで生き残るには彼らは、己の尻の穴を曝け出す以外にはなかった。そんな彼らの必死の芸が存分に楽しめる作品。
文字通り、収録された企画の中で「浣腸陸上」を敢行した彼らは、うんこをもらし、汚い尻を曝け出す。しかしただ、それだけではない彼らの必死の芸が時折垣間見られるわけで、そここそが、このDVDの魅力となっている。
特に進行を務める有吉の先導する寸劇の数々は、問答無用で笑える。ジモンと有吉の微妙に不仲な掛け合いも見所。
そんな有吉がいたからこそ輝いた作品であり、彼なしでは成立しない。もし彼がいないただのリアクションDVDだったら、赤点間違いなしの作品だっただろう。
有吉ありきの80点である。
by mineoneo
| 2011-01-12 22:00
| お笑いDVD