2012年 09月 24日
夏の終わりでしょうか |
雨に降られた
やっていない図書館に本を返しに行った帰り
散歩がてらなんていって隣町の図書館に行った
40分くらいの道程
その帰り道、雨に降られた
見上げると立ち込める雲
いきなり大粒の雨が振ってきた
歩いているのは住宅街
どこかへ逃げることもできずにそのまま歩いた
さすがに最初は走ったりしたが、途中で諦めた
もうだいぶ濡れている
髪が額にへばりつき、ズボンが重くなっていく
まあ、少し冷たいシャワーを浴びているつもりで、なんて思いながら歩いた
シャツが体にまとわりついて、だんだん寒くなる
まだ家は遠い
それでも歩くしかない
買い物帰りだろうか、玄関先でおばさんがビニール袋と傘を持ちながら窮屈そうに鍵を開けている
鍵穴に向かっていた視線がふと僕に向けられた
べつに怪しいものじゃないですと言わんばかりに僕はさっさと歩いた
その背中に「傘、使います?」
振り返って断った
もう濡れちゃってますし、家近いですから
まだ家まで20分はかかる
冷たいシャワーでも浴びているつもりで歩いた
家につくと濡れた衣服のまま風呂に向かう
熱いシャワーは気持ちいい
でも縮み上がった金玉はどんなに揉み解しても固まったままだった
そして風呂を上がってバスタオルを出すのを忘れていたことに気づく
また濡れた足で家の中を歩いた
柔軟剤を使っていないバスタオルはいつもより固かった
静かな部屋
ふと窓をあけてみると雨が上がっていた
きっと
夏の終わりの夕立だったのでしょう
やっていない図書館に本を返しに行った帰り
散歩がてらなんていって隣町の図書館に行った
40分くらいの道程
その帰り道、雨に降られた
見上げると立ち込める雲
いきなり大粒の雨が振ってきた
歩いているのは住宅街
どこかへ逃げることもできずにそのまま歩いた
さすがに最初は走ったりしたが、途中で諦めた
もうだいぶ濡れている
髪が額にへばりつき、ズボンが重くなっていく
まあ、少し冷たいシャワーを浴びているつもりで、なんて思いながら歩いた
シャツが体にまとわりついて、だんだん寒くなる
まだ家は遠い
それでも歩くしかない
買い物帰りだろうか、玄関先でおばさんがビニール袋と傘を持ちながら窮屈そうに鍵を開けている
鍵穴に向かっていた視線がふと僕に向けられた
べつに怪しいものじゃないですと言わんばかりに僕はさっさと歩いた
その背中に「傘、使います?」
振り返って断った
もう濡れちゃってますし、家近いですから
まだ家まで20分はかかる
冷たいシャワーでも浴びているつもりで歩いた
家につくと濡れた衣服のまま風呂に向かう
熱いシャワーは気持ちいい
でも縮み上がった金玉はどんなに揉み解しても固まったままだった
そして風呂を上がってバスタオルを出すのを忘れていたことに気づく
また濡れた足で家の中を歩いた
柔軟剤を使っていないバスタオルはいつもより固かった
静かな部屋
ふと窓をあけてみると雨が上がっていた
きっと
夏の終わりの夕立だったのでしょう
by mineoneo
| 2012-09-24 20:19
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